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世界遺産登録25周年にあたる日光市の山内にある東照宮と輪王寺では境内に敷き詰められた玉石の間の杉の葉やごみを手作業で取り除いてきれいにする「栗石返し」が21日地元の人たち約3000人が参加し行われた。
町内ごとに割り当てられた区域の栗石を一つ一つ手で動かしながら杉の落葉やごみを取り除く作業で、境内には石と石があたるカチカチという音が響き、観光客の中には立ち止まり珍しい作業の様子を眺めたりカメラに撮ったりする人もいました。(自分たちの町内は、毎年東照宮は眠猫前と大猷院は鼓楼・鐘楼前である。)
直径10センチ前後の「栗石」は、建造物を湿気から守り、雑草が生えるのを防ぐ効果がある。
東照宮によると1685年に「栗石返し」が行われた記録があり、江戸時代には、住民たちに取っては、この栗石返しの奉仕作業の時だけは一般に入れない場所で建造物を拝観できる絶好の機会だったという。
毎年5月の東照宮春季例大祭の前に行われる伝統行事ともなっている。
世界遺産の並ぶ山内の日光山輪王寺では最後を飾る桜の「金剛桜」が昨年より3日遅れで満開を迎え観光客を喜ばせていました。
樹齢約500年と言われる、白花大輪の山桜で花香が強い、輪王寺三仏堂前に大木の根を張る国の天然記念物に指定されている「金剛桜」は、明治年間当寺門跡諶厚大僧正の諡号、金剛心院に因んで命名されたもの。
栗石返し風景(21日10時頃撮影)と満開の金剛桜の画像(21日11時頃撮影)を添付します。
日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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