日光たより(638):桜満開に二荒山神社弥生祭(神輿飾り祭)からはじまる
 日光・玄梅正明 
こんにちは

日光各地の桜が満開となり、桜回遊に大勢の外国人や観光客が訪れている毎日です。

日光の氏神様である日光二荒山神社の弥生祭が本日から5日間(13日〜17日)の幕を開け初日の神事は三神輿飾り祭が午後1時から斎行された。
境内にはほとんどの観光客が外国人でめずらしい神事を見られカメラを向けたり参拝をしたり喜ぶ様子いっぱいだった。

神輿飾祭とは、二荒山神社拝殿に男体山・女峰山・太郎山の日光三山の祭神の神輿を神社に仕える神人たちによって、神輿舎から重さ100kgを越える金色の神輿三基を出して本社拝殿に移す儀式です。
拝殿では神輿着座後、古式にのっとり中麿宮司以下神職により祭典神事が斎行され、弥生祭の本祭りが正式に始まるのです。
飾られた神輿は、左から本宮神社の祭神(太郎山の祭神・味耜高彦根命アジスキタカヒコネノミコト)中央が二荒山神社本社主祭神(男体山の祭神・大己貴命オオナムチノミコト)右側が滝尾神社祭神(女峰山の祭神・田心姫命タゴリヒメノミコト)です。

二日目の14日は、午後1時より、滝尾神社神輿渡御祭が斎行されます。滝尾神社(祭神・田心姫命)の神輿一基が本社拝殿から滝尾神社に移す祭りです。
途中、東照宮表門前にて神輿を止め、東照宮神職が神輿に神饌をお供えし、拝礼儀式「酒迎式」が行われます。滝尾神社に二到着すると「雅楽」を奏でたり、「八乙女神楽」も奉奏されたりして、志津かな境内にも祭り気分が漂います。滅多に見られない祭事ですのでお出かけください。

樹齢400年とも言われる田母沢御用邸記念公園の枝垂れ桜と釈迦堂前の枝垂桜と併せて添付します。

日光の史跡・自然と山を愛し楽しむ \0/ヤッホー 玄梅デース
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2024年4月13日