「第36回 鋳物工場OB会が開かれました」
文責 谷口啓治    
 危ぶまれた天候も何とか持ちこたえて呉れた平成27年11月7日に、旧・古河アルミ鋳物工場“夏の陣”に耐えた猛者達が、小山市「彩花」に集まりました。
例年のごとく50名を超える大集団で、お集まりの中には片道3時間を掛けて遠く町田市の辺りから出席されたりして、この会の発端を知る人達には感慨一入であったと存じます。
 会は、例年通り会長・石山陽一氏の開会挨拶、UACJ鋳鍛工場長・佐藤一慈氏の社業報告を兼ねた祝辞をいただき、新入会員4名の紹介などがありました。
今回を以て、会長以下の幹事が交替するとかで、第四次の役員に引き継がれたのも大きな変化でした。
また、最年長者のひとり星政一氏が古河電工の鋳物事業の原点ともいえる古河鋳造(当時名称・当時川崎市)での新入社員時代の思い出や、鋳物工場で多くの鋳造品を手掛けた経験談を披露されました。
会には、いくつもの“懇談の輪”が出来ておりましたが、やがてカラオケ大会に変化。楽しい二時間余を過ごし、再会を誓ってお開きになりました。
 末尾に集合写真を掲載いたします。

 余談ながら、“・・夏の陣”を、不本意ながら取りしきらせて戴いた(当時、若干45歳の工場長の)小生は、早や傘寿に達していて日常の生活にも事欠くことが多くなりました。
当時の鋳物工場の真の事情を語りつないで行ってほしい、との思いから心残りが致します。
 また、他用にかまけて報告が遅れましたことをお詫びいたします。
      「第36回 鋳物工場OB会集合写真」