第41回大伸(大阪伸銅所)OB

今年も例年と同じく甲子球場のすぐ側にあるホテルノボテルで5月10日(日)12時より、OB 76名、
会社側川口事業部門長他5名、組合側櫻井委員長他1名の出席を得て盛大に開催されました。
最初に昨年亡くなられた物故者4名の方への1分間の黙祷。
続いて賀寿のお祝い喜寿4名の方が会長よりお祝いの品を受け取られた。この後初参加者5名の紹介
の後、恒原OB会長が挨拶された。
年々出席者が少なくなる、今年は164名の方へ案内状を出したと聞いた。案内状を出していないOBの方
も大勢おられます。1人でも多くの方に出席いただくよう声かけをお願いしたい。
去年のOB会前後にOB会員の工場見学を企画していただき、大勢の方が参加された。
我々の時代は造れ造れの時代で、ライバルは国内メーカーのみであった。ところが今は世界のメーカー
すべてがライバルである。事業部門長から一年の成果報告があると思うが、現役の皆様、OB会が永遠
に続くよう頑張っていただきたい。
この世の中で一番大事なことは、奥様を亡された方もいらっしゃると思うが、夫婦揃って健康である事が
一番と思います。私ごとですが、老人クラブのカラオケ教室に通いはじめ、月1曲目標で、11曲おぼえた。
木彫りもはじめ、1本5,000円の小刀を10本買った。フィットネスクラブにも通い水泳をはじめランニグ
マシンにも乗り走ってる。私設大伸OB会の飲み会を月2回、最後にゴルフも月1回ランドしている。皆様
も奥様を大事にして日々を楽しんでください。また来年元気でお逢いできることを楽しみにお待ちしていま
す。
続いて川口事業部門長
4月に2015年中期計画が発表され4カンパニー制が組織変更され、15の事業部門制に変わった。
銅管事業部門は大伸と奥村金属の中国、タイ等の4拠点、タイ(FMT)中国(上海日光)の関連会社。
企画、技術部門がなくなり、工場内に企画ユニットの組織を置いた。国内外でお客様に目を向け、国内
だけでなく海外でもしっかり事業展開をやっていく。
大伸 昨年構造改革を実施、不採算をやめていった。2012年の結果1000トン体制、結果は970トン程度
(過去3,000〜4,000トン)。板300トン弱、管700トン弱、営業利益で4,600万円/月。
板は液晶パネル用無酸素銅板、一般用の板も伸びた。管は小型空調用は値段が下がっているので
追わない。
産業用銅管、医療用銅管、NTT被覆銅管、大型熱交用が主である。
13年900トン前半他社が追いかけない産業用を伸ばしていきたい。他社との差別化。この工場今年75周
年を迎える。諸先輩の技術が集積された古い設備の150TB、ピアサーが活躍、新しい製品を出そうとして
いる。液晶用の太い肉厚管である。
利益を継続することが大変厳しい、電力20%アップ、エネルギーで1,000万円/月上がった。日本で事業
をやっていくことがますます難しくなってきた。知恵を出し総力を挙げ頑張っていきたい。
この後恒原OB会長の乾杯の音頭で懇親会が始まった。高齢の方が少ない中、今年も大正13年生まれ
の山口さん元気に出席されてました。先輩、後輩の話は尽きないが今年も2時間30分のOB会、中締め
挨拶で終了。
                                            2013.5 記 林原 捷治