大洗海岸、水平線からの日の出など
川村 知一
 はじめに
4月1~2日(1泊2日)、かんぽの宿大洗に宿泊、アクアワールド大洗水族館、水平線からの日の出、潮干狩り(ハマグリ)を3世代で楽しんだ。

東日本大震災と放射能汚染以降、海なし県に住む孫たちは海を見た記憶がない話で、月齢と休日を考慮して2か月前に宿を予約し、幸い天候にも恵まれた。

 行程
4月1日:正午にアクアワールド水族館大洗に集合
4月2日:早朝、水平線からの日の出鑑賞→サンビーチで潮干狩り(ハマグリ)

 宿
かんぽの宿の利用は喜連川のみであったが、今回、海岸に位置する大洗をトライした。
東日本大震災で建屋がかなり被害を受けて、暫く休業していたが、何回かダイレクトメールが届いていた。

 水族館
水族館のパンフには日本一の規模、春休みの土曜日とあって広い駐車場が埋まり、人気のイルカとアシカのショーがあり、サメを多く保有している水族館である。

ショーは2時間ごと30分であるが、座席800に立ち見を加え約1,000人の観客。
30分前開場であるが、午後2時からのショーでは、12時半に列ができる人気であった。
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写真1.イルカのジャンプ


写真2.ゴンドウクジラのジャンプ
大型の水槽にはサメ、エイ、カメ、小魚多数が泳ぎ、ダイバーによる餌撒きがあった。

写真3.大型水槽

写真4.サメやカメ

写真5.エイ

写真6.ダイバー
 水平線からの日の出
宿は海岸から一段高い所に位置して、海岸が一望できる。部屋は和室に低床ツインベッド、改装後で快適であった。
フロントには翌朝の日の出時刻5時23分表示があり、晴れることを祈って就寝した。

翌2日は4時半起床、カメラ(ニコンDf)にオールドレンズ28mm f=2.8、およびタムロン28-300㎜高倍率ズームを準備。

午前5:22:30、水平線から真っ赤で、意外に小さい太陽が静かに顔を出し始めた。
この年で初めてみる水平線からの日の出、数秒おきにシャッターを切り、レンズ交換。
フロントの話で、水平線からの日の出が見えるのは稀とのことで、ラッキーであった。

写真7.レンズ28㎜にて(広角)

写真8.7のトリミング拡大
 潮干狩り(ハマグリ)
当日の干潮時刻は13:30分、11時に海岸サンビーチに到着、駐車場、潮干狩り、共に無料。
12時をまわると、サンビーチ海岸の人出は約1,000人に膨らんだ。

今回の潮干狩り、わが家分の収穫は80個ほどであった。(味噌汁と酒蒸)

その他、サーファーが数十人、パラグライダーなど。
大洗港にフェリー・サンフラワーが入港してきた。
 
写真9.潮干狩りの人々
 
写真10.サンフラワー
 帰路、那珂湊おさかな市場で昼食、駐車場は列する混雑であったが、2階の展望レストランのテーブルを3世代で囲み、新鮮な海産物を楽しんだ。

 備考:
2階の展望レストランには、2011年3月4日15時頃(大震災のちょうど1週間前)に、那須から寿司を食べに、わざわざ訪れたことがあった。

第2波の津波で、1階の市場は全て流されたが、人々は第1波で危険を感じて避難したので人的被害は無かった。(愛犬と車を置いた岸壁の県営駐車場は津波で崩落した。)
       平成29年4月6日