塩田博久 著  句集『青嵐』(あおあらし)


第1句集『雑踏』以後、平成16年から22年までの7年間の作品3百1句を収めた。引き続き、身辺・日常を詠むことが多かった。何でもない普段のことに句因を見出し、17文字に凝縮させるのが句作の本道と思うからである。対象と格闘する時の心の高まりを青嵐にたとえて書名とした。