「長野・白馬付近地震�@に思うこと」
（注�@ ；筆者独断命名）　　　　　　　　　　　　　　　 谷口　啓治
宇都宮地区でも震度2か3の地震が起きた。平成26年11月22日22時過ぎであったと言うが、迂闊にも眠り呆けていて、筆者は全く気付かなかった。 いつもは、ハンディラジオにイヤホンを繋いで某局の深夜放送を一晩中聞いているので、定時のニュースでウッすらボンヤリと耳にはしていたが、内容的にはそれほど深刻さが感じられなかった。夜明けとともに深刻な内容を知らされて驚き、且つ罹災された方々の心中を慮って、お見舞いを申し上げたい。 　TVの報道写真で、まず気になったのは、金属屋根（カラ―アルミか、カラ―ステンレス材が多い）で軽い筈なのに建屋の柱ごと潰されていること、屋根の変形や損壊が目立たないことであり、設計上軽い屋根を支える事に気を取られて柱を小型化→横揺れの力に耐えられなかったのではないか？と言う事。 屋根自身は、変な応力を受けないままに健在だったのだろう。 金属屋根は、豪雪地帯や凍結しやすい地方では瓦に代わって多く使われている。   以前に、何処かでほざいたことであるが、この際も「歌舞音曲」の自粛を是非お願いしたい。 隣人の苦衷をいたわる気持ちが無くなれば「我が国は終わりダ」、との誰かさんのご都合主義に端を発した台詞を使わせていただく。 　   大いに脱線するが、写真１に11月19日付けのA紙の切り抜き記事を掲載するが、「ナントモ早や！」と言う気持ちである。 福島第一原発の汚染水漏れ防止が上手く行かない。 今度は、特殊セメントを流し込むそうであるが、３年前の事故直後には“水ガラス”を原液のまま流し込む、と言う愚をおやりになり、今回の起爆点は氷柱（壁）で水を遮蔽する、と言う前代未聞の“最新技術”を使っての失敗した事への尻ぬぐいなのであろう。 筆者は、学生時代に「水ガラスを使って鋳物用鋳型砂の強度アップを図る」、と言う地味な研究に従事していたので、彼らが炭酸ガスと置換的に接触しなければ固化しないことを知っていたし、その要点は入社直後の鋳物工場における大型インペラー（現在、ベトナムに移して大量生産しているターボエンジン用のコンプレッサーホイールの超大型品）の可崩性中子の成功に結び付いた。 水ガラスの使い方は、当時、東電に電話で早速伝えたが、何処かで断絶されたようだった。 残念この上もない！   この例に見るまでも無いが、一流の学校を出た“学者マガイ”の連中が陥りやすい間違いであろう。世の中には、先人たちの知恵（昔、むかしから引き継がれた生活の知恵）がゴマンとあるが、一片の“学説”に蹴散らされがちであるのは　これまた残念也り！！ 　 　　　、
写真　１　新聞の切り抜き
脱線ついでに、落ち葉掻きをしたオハナシを・・・。 　我が団地の周りの山には、小楢（どんぐりもどきの実がなる）等が群生しているので今時は落ち葉を掻き集めるのに絶好である。 今年の落ち葉は、夏の暑さの所為で（出来が良くない）と思っていたが、少しだけやってみた。 熊手と箕（ミ）、それに4mm.目の網で作った大きめの袋を携えて、イザ見参！袋の数が少なかっただけ、少なめに集めてオワリ。 このまま畑の隅に積んでおけば、（生きておればであるが）来春のジャガイモの畝に使える。 袋に詰め込めなかった分は、愛すべき農友に「持って行って好いよ」と無料で分譲した。 　　写真　２参照！
写真　２；今は樵も通らない山道での落ち葉掻き
白馬の地震災害、みなさんは決して負けられないと思うが季節がらご自愛の上、頑張っていただきたい。
以上