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あかがね版画の会

 2009年から2016年までの木版画カレンダーの挿絵を年ごとに纏めたものを下記に掲載しました。それぞれをクリックすると拡大して見ることができます

         

2022年5月あかがね版画の会活動報告  2021年のカレンダーは下記の写真をクリックするとご覧いただけます。  

 2020年4月~2021年2月の活動は中止といたしました。
 2021年5月~2021年11月の活動は中止されました。
 2022年1月~2022年4月の活動は中止されました。


日 時:2022年5月12日(木)13:30~
集合場所:JR両国駅東口
出席者:有澤、梅崎、窪田、小清水、山森の5名
欠席者:白井、中村、村井の3名

集合場所がJR両国駅という事で、この日はちょうど大相撲の夏場所の最中だったので両国駅近辺を若い力士がちらほら歩く姿も見られました。
版画会も昨年11月来の顔合わせで、この日は「すみだ北斎美術館」を見学しました。
北斎漫画の細密画に近い精緻で微細でかつダイナミックな筆致を観て、改めて北斎の凄さを見せつけられました。
版画にするのも大変ですが、描く筆はどんなものだとかいろいろ興味は尽きないです。
見学後は「やぶ久」での軽い一杯とせいろ蕎麦は美味しかったです。

有澤さんから北斎に関してのあまり知られていない知識が寄せられましたので以下に載せます。

❍赤穂浪士の討ち入りで吉良方の剣客として討ち死にした小林平八郎が北斎の母方の祖父です。
❍宗理と名乗っていた頃は狩野派の江戸領域の頭領であるほど、絵画の素養が シッカリしている事です。後年の「富嶽三十六景」などの風景画につながる要素が見受けられます。
❍中風、今で言うなら脳梗塞で倒れた時に馬琴のアドバイスを得ながら自家製のクスリ---柑橘類とお酒、砂糖などで調合したものを服用し完全に回復できた事。

引っ越しの多さと頻繁な改名も、自ら新境地への開拓をはかったものらしいです。
                                                               (有澤 邦夫、山森 仁)
  


今までのカレンダー

2022年カレンダー

2021年カレンダー

2020年カレンダー

2019年カレンダー

2018年カレンダー

2017年カレンダー

2016年カレンダー

2015年カレンダー

2014年カレンダー

2013年カレンダー


2012年カレンダー

 2011年カレンダー
 
 
5月12日の国技館前



あかがね倶楽部版画会活動内容

   木版画制作講習会を2006年から2年間開催したのを契機に 2008年には「あかがね木版画研究会」を誕生させた。当初5名のメンバーであったが、最盛時には12名が在籍し、月いちで倶楽部に集まり、木版画カレンダーやテーマ作品の制作、時には 先生を招いてのデッサン教室の開催、外に出ては浮世絵展やプロの摺り実演見学、夜は飲食しながらの懇親などで11年が過ぎた。この間、お買い上げいただいた木版画カレンダーは90冊、総額18万円は「桃・柿育英資金」に寄付させて頂いた。又 メンバーの作品は毎年1額 FA展に出品し、特にテーマ作品「感謝(天と地)」「自画像(12人衆)」「十人十色(踊る姿)」は傑作揃いで記念すべき作品となった。
 この11年の間、充実した活動が出来たのは活動を支援してくださった倶楽部と皆さまのお蔭。大感謝!!(有澤邦夫 梅崎克己 神山勝美 窪田城 小清水輝臣 小見山信雄 杉森幹弘 中村昭貞 松岡達男 村井穏曜 山森仁 白井史人)  

 2017年10月からも「あかがね版画の会」として 活動は継続する。

                                                                                    記 白井史人