2019年10月8日新あるこう会(新江戸川公園ほか) あるこう会 トップページ
第11回歩こう会(江戸川橋から新江戸川公園、永青文庫)報告
 10月8日(火)に江戸川橋から神田川沿いから目白台を歩いてきました。
当日は少し暑かったですが、前夜の雨も上がりしっとりとした景観でよい散歩となりました。
最初のポイントは神田川沿いの江戸川公園です。
ここは神田川に張り出した桜並木が美しく、花時は花見の客が多宴会の場所取りも多くごった返しますが、当日は南畝者も少なく、
幼稚園児のお散歩の列が2,3あったくらいで静かでした。
 
次に椿山荘の日本庭園に行きました。
椿山荘というと目白通りから入るホテル・宴会場には皆さん何度か行っているはずですが、
この日本庭園は初めての方がほとんどでした。
庭園は椿山荘にふさわしく日本全国の椿が植栽され、高低差のある園内に三重塔や石仏が配置されたきれいな庭園でした。今回のコースのハイライトだったでしょう。
 次に肥後細川庭園へ。ここは何年か前までは新江戸川公園と称していましたが、今回元の持ち主の名を冠して肥後細川庭園と改称されていました。また元は正面入口しか出入り口がなかったのですが、今回は神田川に面したところに入口ができていました。その入口から入り池を半周したところに永青文庫につながる階段の道ができていましたので、その道から永青文庫へ行きました。この道は胸突き坂と同じ高低差を上るので階段ばかりの結構急な道でした。
 永青文庫は細川家の所有する歴史的文化財を公開している展示館で、当日は煙草盆や硯箱,文机等の蒔絵の小品を主体に展示があり、たいへんきれいなものでした。展示品は所蔵物のごく一部のはずで細川家の所蔵品の膨大さがよくわかりました。
 続いて目白通りに面した東京カテドラル大聖堂に行ってみました。ここは丹下健三の設計による外形が超モダンな教会として知られていますが、今回初めて内部の聖堂を見学しました。大変大規模な空間ですが壁は打ちっぱなしのコンクリートで、ステンドグラスもほとんど見かけず、従来のイメージの教会とは少し違った印象でした。
 最後は鳩山会館でした。ここはかなり有名なところで、入口にツアー客かと思われる
方が多くいました。坂を上り会館内部と庭を見学しましたが、建物内部は立派といえば立派な造りでしたが、岩崎邸に比べれば小規模でしたし、庭は本来バラで有名ですが、今回は時期が早かったようでした。
 その後江戸川橋まで戻り昼食の後解散となりました。
今回のコースは距離的には3キロ程度と短かったのですが、コース全体にアップダウンがあり皆様お疲れのようでした。(参加人員 12名)