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2014年2月歩こう会(冬の鎌倉)
2月あるこう会の報告
 2月20日に梅香る冬の鎌倉を歩きました。どの寺も白梅、紅梅がきれいでした。2月に2度大雪が降ったため道路わきには雪が残っていました。
 朝方は寒かったのですが、段々暖かくなり、快適なウオーキング日和となりました。
まず、宝戒寺へ。ここは時の執権北条氏の屋敷跡に建てられた天台宗の寺。靴を脱いで上がる本堂には地蔵菩薩像、十王像などが安置されており、間近に拝観することができました。次に荏柄天神社。祭神に学問の神 菅原道真を祀る古社。
 白梅、紅梅が咲き始めており、写真を撮りに訪れる人が多かったです。境内には漫画家横山隆一氏が中心となって作った絵筆塚があり、河童のレリーフの中にはドラえもんやアトムの河童もありました。ここで、集合写真を撮り坂東三十三所観音霊場の第一番札所の杉本寺へ。
 ここは鎌倉で最も古い寺ですが、現在屋根の葺き替え中の為、下から眺めるに留め、次の浄妙寺へと向かいました。ここは1,188年に足利義兼が創建した鎌倉五山第五位の寺。坂の上には大正時代に建てられた石窯ガーデンテラスがあり、ここの石窯パンが人気のようで、幹事の幼方さんが買い求めていました。
次に竹の寺として有名な報国寺へ。竹林の奥には休耕庵という茶席があります。出口の近くに「さんしゅうゆ」という木がありました。ひえつき節の「さんしゅうの木」かと思って見たのですが、帰ってHPで調べてみたら、ひえつき節の「さんしゅうの木」は、山椒の木のことのようです。報国寺から田楽辻子の路を通って瑞泉寺に向かいました。
 田楽辻子とは、田楽師が辻子に住んでいたことからこう呼ばれるようになった由です。瑞泉寺境内には、梅とともにローバイも咲いていました。ここは吉田松陰の伯父が住職をしていたこともある寺でその碑もありました。
 ほかにも大宅壮一評論碑、高浜虚子句碑、山崎方代歌碑などがありました。ここから永福寺跡、故平山郁夫邸(シルクロード研究所)などを通り鎌倉宮へ。時間も12時半を過ぎてきましたので、本日のコースは、ここまでとし、バスで鎌倉駅に戻りました。参加した鎌倉在住の小野富司さんの案内で駅前のそば屋で ほぼ全員で昼食をとり解散しました。
                                 (参加人員 16名)(中鉢記)
 
          宝戒寺                            浄妙寺
 
           豊国寺                           瑞泉寺
 荏柄天神